1.わくわく!ことわざ!意味と由来を解説!"人間万事塞翁が馬”編  | ハロ!わくおさん

わくわく!ことわざ!"人間万事塞翁が馬”編 意味と由来を解説!

こんにちわ!今日の○○は…。

「わくわく!ことわざ!”人間万事塞翁が馬”編」

だよ!

人間万事塞翁が馬 じんかんばんじさいおうがうま

今回紹介するのは… 人間万事塞翁が馬 だよ!

なんだか難しそうな言葉だね…漢字いっぱいだし…

でも知ってると、なんだかカッコいいかも!

そうだね!しかもこのことわざは

現代の多くの人が大事にしている言葉なんだ!

2012年にノーベル賞を受賞した山中伸弥さん

吉本興業の座長でもある小藪千豊さん

など、他にも多くの有名人が大事にしている言葉にしているよ!

そうなんだ!これは知っておくといいね!

早速、人間万事塞翁が馬ってどういう意味なんだい?

「人間万事塞翁が馬」とは

人生は、良いことも悪い事も予測できないということ。

幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえです。

また、人生において、何がよくて何が悪いのか、後になってみないとわからない。

という意味もあります。

なるほど…。

なんだか難しいけど、とても共感できるよ。

二つの意味があるのも面白いね!

色々な意味があるというのは、古い言葉だとよくあることなんだ。

言葉の意味は時代と共に変わっていくから、現代では一つ目の意味が一般的に知られている意味だよ!

でも、なんで馬なんだろう…。

さいおう…?そんな言葉聞いたことないなぁ…。

それじゃあ、このことわざを解説して、使われている言葉の意味やエピソードを紹介していくよ!

「人間万事塞翁が馬」解説

”人間”の意味は、「世間」「世の中」「人生」という意味で。

”万事”の意味は、「あらゆること」「すべてのこと」という意味があります。

”塞翁”とは、「お城に住むおじいさん("塞"=城塞、"翁"=おじいさん)」という意味です。

では"馬"は、このことわざの由来となったエピソードから来ています。

「中国の北のほうにお城がありました。

そこに住むおじいさんの馬が、ある日逃げ出してしまったのです。

逃げ出したことを知った近所の人々は、おじいさんを慰めました。

しかし、おじいさんは「このことが幸運を呼び込むかもしれないよ」とあまり気に留めていませんでした。

しばらく経ってから、なんと逃げた馬が戻ってきました。

しかも、たくさんの馬を連れて戻ってきたのです。

近所の人々は、喜びましたがおじいさんは「このことが禍になるかもしれないよ」と言うのです。

しばらくすると、おじいさんの息子がその馬から落ちて怪我をしてしまったのです。

近所の人々がお見舞いに行くと老人は「このことが幸運を呼び込むかもしれないよ」と言いました。

やがて戦争が起き、この城も戦争に巻き込まれてしまいました。

しかしおじいさんの息子は足を怪我していたので、戦争に行かずに済みました。」

このエピソードから人間万事塞翁が馬ということわざが生まれました。

そうなのか!

このお話を聞いて、確かに「人生なにが起こるかわからない」って思うね!

嫌な事があったと思えることが、実は良い事に繋がっていたり。

その逆で、良い事があったと思えることが、実は悪い事に繋がっていたりするんだなと思うエピソードだね!

このエピソードを聞いて、より深くこのことわざが理解できたんじゃないかな!

そうだね!僕も先輩によく怒られるし!

この言葉は大事にしていこうかな!

このことわざを使うときは、

「落ち込むのはわかるけど、引きずらないようにね!人間万事塞翁が馬でしょ!」

と慰めたり

「人間万事塞翁が馬っていうように、給料が上がったからって油断したらダメだぞ!」

と鼓舞してあげる使い方もあるよ!

さらに、「塞翁が馬」と略して使うこともできるよ!

是非参考にしてね!